タカダ・コーポレーション大貫さんのゾッとする話

タカダ・コーポレーションという男女二人のお笑いコンビの大貫さんが2011/8/12放送の人志松本のゾッとする話です。この大貫さんのおじいさんは、昔話題になった銀座で1億円拾った方の孫にあたるらしいです。そのおじいさんも超能力者だったという噂を耳にしました。大貫さんもおじいさんの超能力が遺伝して超能力があるという噂もあります。→NEWSポストセブンの記事

そんな大貫さんの母親の話ですが、お母さんは霊感がかなり強い方で病院で介護士の仕事をしています。そのお母さんが昔働いていた病院での話です。

ある日、お母さんは初めて夜勤をする事になりました。夜勤をしていると、廊下の奥の方で黒い服を着た女の子が4，5人で手を繋いで遊んでいるのが見えました。「今日もがっつり見ちゃったなー、やだなー」と思っていたら同僚の介護士の人が、

「大貫さん、もしかして見える人？」と言ってきました。

「なんで分かったんですか？」と聞くと

「あそこにいた黒い女の子見えたでしょ。あの女の子が出ると病棟で誰か亡くなるんですよ。」と言いました。

「えっ。えっ。何なんですか？」と驚いて聞くと

「私も実は結構見えるんですよ」と言いました。

お母さんは、自分と同じ物が見える人と初めて会ったので意気投合しました。その同僚の方は岡田さんという名前だったのですが、その岡田さんと二人で見回りに行く事になりました。

2人でエレベーターに乗り、3階のボタンを押しましたが何故か点灯しませんでした。そうするとパッと地下2階のランプが付きました。エレベーターは下に下がり、地下2階で止まりました。無理やり地下2階に連れて来られたのです。お母さんは嫌な事に気付いてしまいました。地下2階は霊安室だったのです。

岡田さんは「いっそのことだから、霊安室まで行って霊を見に行こう」と言いました。お母さんは霊は見えるのですが、怖がりなので「行くなら岡田さん一人で行って下さい。1階までエレベーターが故障していますと言いに行きます」と断りました。

ちょっとしたら霊安室から、「ギャー！」と岡田さんの声がしました。お母さんはやばいと思って、霊安室のドアを開けました。

しかし、中には岡田の姿は見えませんでした。「岡田さーん！」と呼んでも返事はなく、「えっ」と思っていたら、ザワザワザワと20人か30人くらいの声が近づいてきました。これはほんとにまずいやつだと思って、1階のナースセンターに駆け込みました。

お母さんは看護師さんに「岡田さんが霊安室にふざけて入っちゃったらいなくなって大変なんです！」と言いました。

看護師さんは「落ち着いて下さい。どうしたんですか？」と聞きました。

「介護士の人なんですけど、岡田さんがいなくなっちゃって」と答えました。

看護師さんは「介護士に岡田さんっていう人はいないんですけど」と言いました、、、