サンドウィッチマンの伊達が語った相方の富澤の話

人志松本のゾッとする話で、サンドウィッチマンの伊達が語った相方の富澤の話です。

サンドウィッチマンの伊達の相方の富澤ですが、伊達が言うには気持ち悪くて、本人は霊感があるとか無いとかという話は特にしないのですが、お化けにちょっかいを出される所がちょっとあるんです。例えば、富澤が駐車場でバイトしている時、車の鍵がガチャガチャガチャと開いたり締まったりしてるのを見たりとか、伊達と二人でゲームをやっていたら、富澤のコーヒーに差してあるティースプーンが2回転くらい勝手に周り出したりという事がありました。それは伊達も実際に目撃しました。富澤はのほほんとしていて、そんな事があっても「霊がかき混ぜてくれてるんだよ」と言って気にしていなく、慣れているようでした。伊達は気持ち悪いなと思っていました。

サンドウィッチマンの二人は9年間同じアパートに同居していましたが、ある日、その部屋に仲間の芸人が遊びに来ていたときの事です。その日はとても寒い日だったのですが、暖房をガンガンにかけてもぜんぜん暖まらず、お金が無くて窓にカーテンをしてなかった事もありましたが、その部屋の中はいつもよりも、とても寒かったのです。「ほんとこの部屋寒いよな」と誰かが言い出し、外の方が暖かいくらいだからこの部屋に霊がいるんじゃないかという話になりました。伊達と富澤は「もう結構長い事住んでいるし、いないよ」と言いました。

するとしばらくして、隣の部屋に置いてあった富澤の携帯メール着信音が鳴りました。富澤は携帯を取りに行き、メールを見ながら部屋に戻って来ましたが、ちょっと嫌な顔をしていました。「どうしたの？」と聞くと携帯の画面を見せ、そこには「いるよ」と書いてありました。霊がいるかいないかの話をしている時にメールが来て、「いるよ」とだけ書いてあり「何これ？」という話になりました。そのメールを送ってきたのは富澤の友達でした。富澤は「何？『いるよ』って？」とその友達に聞くと「お前から『いないよ』というメールが来たから『いるよ』と送った」という事でした。しかし、富澤のメールの送信履歴にはその友達にメールを送った形跡はありませんでした……